次にかずらと呼ばれている甘藷の葉です。
沖縄地方ではカンダバーと呼ばれています。
南国沖縄の強い日差しの中で育つ為、栄養価の高いことで知られています。
戦後の食糧難には芋が育つよりも先に葉を収穫し、貴重な栄養源として食べられていました。味はまったく癖がなくツル状のやわらかい葉をつんで、ジューシー(雑炊)やチャンプル(炒め物)、味噌汁の具として沖縄の家庭料理にたびたび登場します。
また、葉をもんででた粘りで髪を洗うと艶々になると伝承されています。