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サンゴと聞くと南の島のさんご礁を連想されるのではないでしょうか?
沖縄のサンゴは、一般に造礁サンゴと呼ばれ浅い水深で生息しています。 またサンゴは海中植物と思われがちですが、実は刺胞動物のクラゲやイソギンチャクと同じ仲間です。
刺胞動物であるサンゴは、プランクトンなどを食べて生きています。 また造礁サンゴは特徴として、褐虫藻を共生させています。 褐虫藻は海中の二酸化炭素やアンモニアなどを基質利用し、光合成を行いサンゴに栄養を提供し共生しています。
しかも、すごいことに栄養を獲得する為の光合成により、海中に酸素を供給し、海の浄化を行っている非常に貴重な存在です。
もちろん世界各地にも、サンゴの生育地域が多くあります。とくに世界遺産でもあるオーストラリアのグレートバリアリーフ、インド洋のモルディブ、ミクロネシア諸島やマーシャル諸島などは非常に有名ですね。 しかし沖縄県のサンゴ礁は、サンゴの種類が多いだけでなく、海底実験なども殆どないことから、圧倒的に汚染度が低いため良質で、その綺麗さは世界一ともいわれております。亜熱帯地域の沖縄県で採取したサンゴは、海水の質、適度な日光、生息するさまざまな微生物が理想的な栄養素として、日々サンゴの骨格内にミネラルとして蓄積されていきます。 この造礁サンゴは、やがて寿命をむかえると徐々に風化し、海底に堆積していきます。その堆積したものを風化造礁サンゴ粒と呼び、弊社ではこの貴重な資源を採取して原材料として使用しております。
亜熱帯地域沖縄の清浄な海底から採取された風化造礁サンゴ粒は、海中からカルシウムやマグネシウムなどの良質なミネラルを摂取した造礁サンゴの骨格が風化し、海底に堆積した物です。(右の写真の白い海底部分)
このサンゴ粒は、カルシウム、マグネシウムといった主要ミネラルをはじめ、亜鉛、鉄、銅、セレン等の微量ミネラルも、生物が蓄えた天然バランスのまま豊富に含有しています。
さらに、限られた地域で採取されたサンゴ粒は加工することなく、カルシウムとマグネシウムのバランスが2:1という、私たちの身体に理想的な比率で含んでいるサンゴ粒もあります。
この約70種類ものミネラルを天然バランスのまま豊富に含有しているサンゴ粒は非常に貴重な天然ミネラル素材となります。
またサンゴ粒は、天然のまま多孔質の形状をしている素材になります。(左図参照) このため、サンゴ粒を浄水剤として用いると、多孔質の形状に水が浸透し、サンゴのもつミネラルが水中に溶出され、酸性に傾いた飲料水(水道水)を弱アルカリ性に移行させてくれます。
また、同様に水道中の不純物やカルキ臭(塩素)の除去も行ってくれるため、サンゴミネラルが溶出したおいしいミネラルウォーター(飲料水)ができるのです。
水を綺麗にする物質として有名なのは活性炭ですが、活性炭も同じ多孔質の素材なのです。ただ活性炭は不純物などを吸着するだけですが、サンゴは飲料水にミネラルも添加できるまさに理想的な浄水剤となります。サンゴは、あらゆる生物が必要とするさまざまな成分やミネラル(カルシウムやマグネシウムを含む)を摂取したり生成したりしています。 一般の炭酸カルシウムに含まれる物質は炭酸カルシウムのみですが、サンゴカルシウム(サンゴミネラル)はカルシウム・マグネシウム成分やその外のミネラルを多く含有しています。
さらに嬉しいことに、このサンゴカルシウムに含まれるミネラルの比率は、人間の身体にとって理想的なバランスなのです。 これらはサンゴカルシウムならではの特徴です。
つまり、サンゴカルシウムはまさに「海からの贈り物」なのです。 私たちはこの天然サンゴ粒を浄水剤や健康食品として商品開発し、サンゴは私たちに豊富なミネラルを提供してくれます。