サンゴと聞くと南の島のさんご礁を連想されるのではないでしょうか?
沖縄のサンゴは、一般に造礁サンゴと呼ばれ浅い水深で生息しています。 またサンゴをよく海中植物と思われがちですが、実は刺胞動物のクラゲやイソギンチャクと同じ仲間です。
刺胞動物であるサンゴは、プランクトンなどを食べて生きています。 また造礁サンゴは特徴として、褐虫藻を共生させています。 褐虫藻は海中の二酸化炭素やアンモニアなどを基質利用し、光合成を行いサンゴに栄養を提供し共生しています。
しかも、すごいことに栄養を獲得する為の光合成により、海中に酸素を供給し、海の浄化を行っている非常に貴重な存在です。